なんだこの、ふざけたネーミング?!
BtoBやアクセス解析、企業分析などのキーワードで検索して、情報を集めていると目にするキーワードに「どこどこJP」について書かれた記事によく出会います。なんとなくふざけた感じのするネーミングのこのサービスが、どいう言う風にBtoBに役に立つのか説明していきたいと思います。
でも、BtoBには役に立つ「どこどこJP」
簡単に言えば、WEBサイトのアクセス解析で、どこの企業がWEBサイトを見に来たのかわかるようにするツールです。実は、どこどこJP単独で使うサービスではなく、GoogleAnalytics(GA)と一緒に使うものなのです。どこどこJPは、WEBサイトを見ている人のIPアドレスから企業名を判明するサービスです。その分かった企業名の情報をGoogleAnalyticsに送り込む設定をしておきます。そうすることで、その情報がGoogleAnalyticsの中に蓄積され、解析項目の一つとして、GAの中で結果を見ることができるようになります。
ほかの記事でも「どこどこJP」をおススメしてた
BtoBの場合の情報収集は、Webが中心ということで、Webの重要性が高まっている。そんな中、アクセス元の企業が分かる!ということで、BtoB企業のWebにおけるアクセス解析に「どこどこJP」を紹介されている記事があります。
BtoBなら必ず導入したい!アクセス解析ツール「どこどこJP」
https://mag.ibis.gs/marketing/analytics/tool_210311/
GAだけではできない部分に機能をプラスする
GoogleAnalyticsだけでは、どの組織が見に来たのかわからない。BtoBにとって足りない部分があるGAを補完して、BtoBでも使いやすいアクセス解析にする。GAのBtoB向け強化機能のサービスともいえるだろう。
どこどこJPを使ってみたという記事もあったので、こちらも紹介しておきます。
中級者必見 BtoBアクセス解析でどこどこJPを使ってみた
https://human-inclusive.com/column/analysis-btob-docodocojp/
使うための設定は大きく3段階
どこどこJPの使うための設定等の方法は、
1)WEBサイトにタグを埋める
2)GoogleAnalyticsのタグを修正する
3)GoogleANalyticsのカスタムディメンジョンを設定する
という大まかに3つの工程がある。
聞きなれない用語があるかもしれない。設定方法の説明書も用意されている。この説明書、個人的には、もう少しわかりやすくなると良いのにとは思うが・・・。いつか、このサイトでも、設定方法の記事を書いてみたい。
分かる企業の範囲は・・・?
WEBサイトの企業分析にどこどこJPは強力なツールだが、すべての企業からの閲覧が分かると誤解してはいけない。もしそんな方法が世の中にあるとしたら知りたい・・・。
どこどこJPはIPアドレスから企業を判定している。
IPアドレスは、大きく2つの種類に分けられる。インターンネットを使うたびにIPアドレスが変わってもよいとするのが1つ。インターネットを使うときは毎回同じIPアドレスとするものが1つ。
前者は調査しても使うたび変わる可能性があるから特定は困難だ。しかし、毎回同じIPアドレスを使うのであれば、どこの企業か特定できてしまえばIPアドレスから企業が分かる。後者のIPアドレスは固定IPアドレスと呼ばれるもので、これを使っている企業で特定できているものがどこどこJPを使ってわかる企業ということになる。
どこどこJPのWEBサイトで調べてみると、国内企業は15万社程度わかるようである。
BtoBの場合には、「どこどこJP」をGAと連携させて利用するのがおススメだ。
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